口臭治療

口臭治療
口臭には、大きく分けて「病的口臭」と「生理的口臭」があります。
生理的口臭は、朝起きたときや空腹時に一時的に発生するもので、多くの場合特別な治療は必要ありません。一方で、病的口臭は医療的な対応が必要で、「口腔由来の病的口臭」と「全身由来の病的口臭」に分類されます。

その中でも、多くの病的口臭は口腔由来であり、原因の大半は歯周病にあります。歯周病は歯茎や歯周ポケット内にたまった細菌が揮発性硫黄化合物を産生することで発生し、不快な臭いを引き起こします。この問題を放置すると、歯を支える骨や組織が損傷し、深刻な口腔トラブルにつながる可能性があります。

北欧歯科こくらの口臭治療の流れ
北欧歯科こくらでは、口腔由来、特に歯周病を原因とする病的口臭の治療を行っています。以下のステップで、患者さんに合ったケアを提供します。
1. 歯周病の検査
歯周病の進行状況を確認する精密検査、レントゲン検査を行います。また、むし歯もチェックします。
2. 治療方法の立案と説明
検査結果に基づき、個々の状況に合わせた治療計画を立案します。歯周病治療、治療の一環としてのセルフケア方法などについて、丁寧に説明し患者さんと共有します。
3. 歯周病治療
歯周病の治療では、歯周ポケット内の細菌を除去し、歯茎の健康を取り戻す治療を行います。必要に応じて、専門的なクリーニングや歯石除去、さらには歯周外科治療を実施します。
4. メインテナンス
治療後も定期的なメインテナンスを行い、歯周病の再発を防ぎ、健康な口腔環境を維持します。これにより、口臭の再発リスクを最小限に抑えます。

専門的なサポートで安心の治療を
院長の加藤大明歯科医師は、過去に九州歯科大学の口臭外来での診療経験を持ち、その知識と技術を活かして口臭治療にあたっています。また、口臭対策に関するメディア記事なども監修しています。
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