当院の特徴と方針

特徴

北欧歯科こくらの特徴は、北欧のトップレベルの大学(イエテボリ大学)に留学し、現地にて歯周病治療、インプラント治療を行ってきた歯科医師や、北欧発のむし歯学(カリオロジー)、予防メインテナンス(定期検診)を日本の第一人者から学んだ歯科医師らにより、「一生自分の歯で食べるための北欧の予防」や「歯に優しい北欧の治療」を、科学的な根拠に基づいて、現地と同レベルで提供できることです。

「削る、つめる」中心の歯科医療で治療偏重と評されることもある日本の歯科医療に対し、北欧諸国の歯科医療は「自分の歯を大切にする。」ということを最も尊重し、長年、臨床、研究が積み重ねられてきました。その結果、キシリトール、フッ素入り歯磨き粉、歯間ブラシ、インプラントに代表される、現在の歯科医療で欠くことのできない知識や技術が北欧で研究、開発、応用されてきました。歯周病学においても、世界で行われている歯周病治療の基本的な考え方、方法の多くは北欧諸国で発展し、その中でも、当院の加藤雄大歯科医師が専門医資格を取得したイエテボリ大学歯学部はその中心となる教育、研究、臨床機関で、世界中の歯科医師でその名を知らぬものはありません。

また当院(福岡院、小倉院)は、テレビ番組「プロフェショナル仕事の流儀」や「カンブリア宮殿」などを通じて、一般の方にも名が知れている熊谷崇歯科医師の日吉歯科診療所で勤務、研修を行った歯科医師による西日本で唯一の歯科医院です。治療偏重と評されることもある日本の歯科医療の現場に、北欧のカリオロジー(むし歯学)などを応用し、「一生自分の歯で食べるための歯科医療」を実現、普及してきたのが、私たちの師、熊谷崇先生、熊谷ふじ子先生です。すでにむし歯や歯周病で悩まれている大人の患者さんに対しても、まだむし歯もない乳歯だけのお子さんに対しても、それぞれ、経験や知識の豊富な歯科医師が担当します。

いま、むし歯や歯周病で悩まれている方、幸いにそうでない方も、「生涯自分の歯で食べる喜びと安心を享受したい!」と願望のある方は、みな私たちの患者さんです。

方針

北欧の歯科医療が、その治療に際し、もっとも大切にしていることは、

「オリジナル(自分の歯)を大切にする。」ということです。

この考え方に準じ、北欧歯科では以下のことを大切にしています。

できるだけ削らない
一度削った歯はもとにはもどりません。できるだけ神経をとらない神経をとった歯はそうでない歯に比べて割れやすくなり、これは抜歯になるリスクを高めます。ホームケアをしやすくする隙間があったり、フロスや歯間ブラシが通りにくい「かぶせもの、つめもの」では、自宅でどれだけ歯みがきをおこなっても細菌の塊であるプラークをべったりと大量に残してしまう可能性があります。

様子をみる
むし歯や歯周病の進行は、実はゆっくりなため、体調が悪いときや不安が強いとき、あるいは本当に治療が必要かどうか明らかでないときは、しばらく様子をみることのできる場合が多いです。

患者さんに治療の選択肢を提示し、選んでいただく
私たちの仕事は、専門家として患者さんの歯を拝見し、治療に際し考えられる選択肢をわかりやすく説明し、ご本人にとって最良の選択をしていただくことです。

痛くなく治療する
北欧では歯科医院は定期的に検診や予防のために通う気持ちのいい場所と認識されています。それが本来避けることのできる治療時の痛みによって、嫌な場所へと変わってしまうことは患者さんにとって大変もったいないことです。痛みを感じさせないための細かな試みを多くおこなっていますが、ご不安の強い方はどうぞご遠慮なくお申し出いただければ大変助かります